もし家族からカミングアウトされたら

「実は同性が好きなんだ」
「性別を変えたいと思っている」


突然のカミングアウトを受けて、どうしていいかわからない…!
あるいは、薄々なんかおかしい気もしていたけれど……。
という親御さんやきょうだいのあなたへ。


混乱したり、ショックを受けたり、自分のせいだと思ったり、
恥ずかしいと思ったり、「その人」が壊れていってしまうようだと思ったり、
これからどうなるんだろうと恐怖を覚えたり……。
あるいは不可解だったことがようやくわかって安心した、
なんてこともあるかもしれません。

あなたはひとりではありません。

世界中で何千人もの人たちが、同じような体験をしてきました。
ちょうど、あなたの今の気持ちと同じようなことを思い、
わからないことや不安を持ち、そのことを乗り越えてきました。

「その人」のことも大切ですが、あなたも大切です。
今すぐに理解や受容ができなかったとしても、それも大切なプロセスです。


① あなたはひとりではありません

あなたも「その人」も、ひとりではありません。
同性が好きな人は、人口の3~5%程度存在すると言われています。
生まれた時の性別に違和感のある人は、人口の0.3%程度存在すると言われています。
言葉に出さないかぎり、外からは「見えない」だけで、
日本中にも、世界中にも、たくさん「その人」と同じような人はいます。
それと同じだけ、家族の数も存在しています。

② あなたのせいではありません

ある人がなぜ異性を好きになり、あるいは同性を好きになるのか、
人の性別がどのようにして決まるのか、
はっきりとした仕組みは解明されていません。

しかし、膨大な調査からわかっていることは、
保護者の育て方や、どんな風に子ども時代を過ごしたのかということは、
「その人」がLGBTであることとは無関係だということです。

あなたのせいではありませんし、だれのせいでもないし、
そもそも悪いことでもありません。

③ あなたは大切な人です

「その人」だけではなく、あなた自身も、話を聴いてもらいましょう。
時間をつくり、場所をみつけ、本当の気持ちを話しても大丈夫だと思える相手と連絡をとりましょう。家の中で息がつまりそうなら、「その人」から離れられる時間をつくりましょう。

家族のためのグループは、同じようなプロセスをたどっている方のために運営されています。また、ご家族向けの電話相談もあります。

あなたの気持ちや不安、混乱と同じような気持ちを、他の家族も体験しています。
タイミングが来たら、連絡をとってみてください。http://endomameta.com/page3-5.html